パーソナルカラーと「肌色」は一旦切り離して考えてみよう

<よくあるご質問>
・イエローベース=黄味肌さん?
・ブルーベース=色白さん?
…一旦切り離して考えてみましょう! 

診断前のカウンセリングでよくお聞きする話なのですが、ご自身が持つ肌色や類似した色をパーソナルカラーだと思いがちなんですね。
例えば黄味が強い肌色の方は、カウンセリングで「イエベ(特に秋)と思ってて・・・」と言う方が多いです。
私もそうでした!黄色人種だからイエベで春だろな~って単純に思っていました笑
(私は2nd無しの冬ど真ん中、暗めの色が似合うタイプです)

しかしパーソナルカラー診断の現場では、肌色に似た色が実際似合うかというと、そうではない事も多いです。
(もちろん黄味肌でイエベの方も沢山いらっしゃいます)

例えばご自身が黄味が強い肌だとして、
より黄味を足して健康的に見せた方がいいタイプなのか?
青みを足して透明感を出した方がスッキリ見えるタイプなのか?
これはドレープを細かく当てて見ていくと、明確に分かっていきますよ。
MARROWはそのお手伝いをしているイメージです。

その人に似ている色ではなく、本来は持っていない色を足したりして「調整する」ことがパーソナルカラーの役割なのかなと思っています。

※ちなみにファンデーションの色診断とドレープを使ったパーソナルカラー診断は全く違います。


≪黄味肌さんの実際の診断例≫

何回も同じ写真を使用して申し訳ないです…

<ライトコース診断結果>
写真じゃ少し分かりづらいかもですが、黄味肌さんです。診断結果は「1st夏2nd春」
MARROWで言うとクロスキーさんです。
(他サロン様によって言い方は異なると思います)
得意なトーンはライトトーン。

<詳細>
1st夏⇒夏の中でもくすみ過ぎていない色明るめの色が得意。
(ドレープで言うと赤~水色までは夏)
1stが夏なのは、黄味が強い色や冬の暗清色(暗め)は顔色がくすみ、夏の色がより透明感が出た為

2nd春⇒夏の暗めの色よりは、春の明るめの色かつ黄味が少ないクリアな色が顔に血色が出る。
(ドレープで言うと黄緑・黄色が春)
ドレープの黄色が春なのは、夏の黄色だと青みが強すぎて顔色が青ざめてしまった為

得意:コントラストを付けるよりかは、色差が少なめのソフトな配色がお似合い
苦手:夏の本来得意な濁色(くすみカラー)は完全NGという程ではないが若干苦手。春の清色(ビビットな色)も顔が黄色くくすんでしまう。

重要視すべき属性を順位付けすると、①「高明度(明るい色)」②「ブルべ夏(高明度な)」③「イエベ春(高明度な)」④「濁色すぎず・清色過ぎず」

ライトコースでは、このような形でなるべく分かりやすくお似合いになる色を説明していきます。
最後にまとめのシートもありますので、診断後も記憶に残りやすいと思いますよ。