◆モノトーン(無彩色)タイプさんについて◆≪1st春2nd冬(低彩度・無彩色)「W・Bk・ペールトーン・アイシーカラー」色白ややな黄み肌さん/白黒のコントラストが顔色が冴えて得意な方≫

基本のカラー
ベーシックカラー

診断結果:モノトーン(無彩色)/1st春2nd冬(低彩度・無彩色)
メニュー:トータルコース
トーン:W・Bk・ペールトーン・アイシーカラー
明度:白黒両方得意ですが、白の方がより顔色よくお似合い
清濁:クリアな色が得意
対比:コントラスト
メイク:色味はイエベ春・イエベ秋向けのオレンジ・オレンジブラウン等が得意    
質感は「鮮やかさ」「ラメ」得意
金銀:ツヤのある金・PGが得意

はい、というわけで新年一発目のblogは「モノトーン(無彩色)さん」についてです!
MARRROWをオープンして2年半経ちますが、以前よりチラチラとお伝えしていたタイプの方ですね。
今回の方で700名様中3〜4人目(ライトコースさんで1名か2名いらっしゃったので、後日確認します)という少なさなので、データ集めの最中ではありますが、以前の方も含めて今回まとめたいと思います。
結構なボリュームなので、年始休暇の息抜きにご一読頂けたら嬉しく思いますよ。

目次(後日リンク綺麗にします)
・解説の前に
・モノトーンさんとは(特徴)
・有彩色と無彩色
・何故この方は1st春なのか?
・所感
・髪色/メイク/金銀のいつもの流れ

【解説の前に】
※パーソナルカラー診断を生業としておりますが、モノトーンさんに関してはデータの希少性から一個人の考察も多分に含まれることご理解いただけますと幸いです

※それとモノトーンさん!と勝手に名付けましたが無彩色は英語でAchromatic Colorということは承知しております。ゴロ感が良いので自然とモノトーンさんやな、と言っちゃって。無彩色という事がわかって頂ければなんと言っても大丈夫です

※当サロンではメイクとお洋服が似合う色が必ずしも一致しない、というスタンスです。例えばお洋服がブルベ冬でもメイクはイエベ秋が似合う方も少なからずいらっしゃいますので…

【モノトーン無彩色さんとは(特徴)】
このモノトーンさんは色味というものがほぼ苦手で、極端に言うと「白黒ネイビー(人によっては+焦茶)」しか似合わない、という「彩度がとても苦手」なタイプのことです。
以前いらっしゃったモノトーンさんはこちらです(1st冬の高明度低彩度タイプ)↓

上記の記事にも記載しておりますが、データとしてはこんな感じです。

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【モノトーンさんの特徴】
彩度(色味)”が極端に苦手→ベーシックカラーの方が得意
・彩度が苦手なので”黄”よりベージュの方がまだ調和してみえる
・ペールトーンよりももっと高明度なアイシーカラーがギリギリ(色ものより白の方が得意)
・ダークトーンよりブラック
・モノトーンさんの中で更に高明度タイプ(白優位)低明度タイプ(黒優位)か分かれる
くすみが苦手な方が多い
・ワントーンよりコントラストが得意な方が多い
・最終的にイエベかブルベかご提案はしますが、それよりも明度と低彩度が最優先

【過去ブログにちらっと書いた方々】
≪1st冬2nd秋(低明度優先)とにかく低明度「モノトーン・ニュートラル」が重要な方≫→https://marrow-color.com/20201120-2/

1st(高明度)との違い】
→ドレープの都合上ペールトーンまでしかない色は夏さんに似ていますが、それよりも白い方が良いタイプです(お客様には直接ご説明しています)
コントラスト強めが得意な方が多い(配色・髪・ネイル含む)
→クリアが得意でくすみは基本苦手

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基本的には↑の情報とほぼほぼ変わりなかったですが、1st冬(高明度・低彩度)さんと比較して、今回の方は何故1st春なのかは後述致します。

【有彩色と無彩色】

出典は下記に

パーソナルカラー診断では顔周りに「黄みがかった色をあてた方が健康的で似合う(イエベロー ベース)」か「青みがかった色をあてた方が透明 感が出て似合う (ブルーベース)」のか、まず2つに分けます。
が、モノトーンさんはイエベ・ブルベ以前に 「色味そのもの (有彩色)」 が顔周りにあると 色味に顔の印象が負けてしまい苦手でした。 

有彩色が得意な方がほぼ大半なのと、パーソナルカラー診断が「有彩色が似合う」前提でそもそも作ら れているので(そらそうですよね)モノトーンさんは前提からして当てはらないという事になります。 

イエベ・ブルベという分類より、 まずは白黒などの色味がない「無彩色」が顔色が映えて得意、 という結論に至りました。 (メイクはまた別枠でお考え下さいね)

【何故この方は1st春なのか?】

出典は下記に

モノトーンさんは色味そのものが苦手で 「低彩度 ・無彩色」と、 ここまで説明してきましたが、何故最終的に1st春2nd冬なのか?という部分です。
前提として「お洋服で似合う色」 と 「メイクで似合う色」を 当サロンでは分けて考えております(大体の人が一致するのですが、稀に違う方もいらっしゃるので) 

モノトーンさんはお洋服としては白黒が得意でしたので通常なら「ブルベ冬」と診断するのですが、例えば白の場合真っ白もOKですが「オフホワイトやベール ピンク」など極々僅かな黄み、またピンク系も得意だった事(寒色より暖色)が少しながら関係しています。 

次にメイクですが、この方にとっては一般的なブルベ冬やブルベ夏の青みや紫みがある色は肌色をくすませて見せていて、メイクはイエベ春・秋の黄みがある 色の方が血色良く見せていた事、この2点を鑑みて1st春2nd冬 (低彩度 無彩色)とし「落とし所」 とさせて頂きました。 

基本的にパーソナルカラー診断は「ドレープ」を当ててからの顔色の変化でイエベブルベを診断しますので、こういう付け方は正直「イレギュラー」ではあるのですが、ご容赦頂きたく思います。

【所感】

そもそもうちのサロンでは蛍光カラーが似合う高彩度さん=純色さんがレアなりにいらっしゃるので、その反対の無彩色さんがいてもおかしくないなとは思っていました。
もう少しモノトーンさんのデータが集まれば、分布図も改めたいところです。
情報としてほしいのは低明度なモノトーンさんですね。

またイエベ春やブルベ夏の高明度さんとの違いは特徴でも記載しましたが、春さん夏さんより断然もうほぼ白黒しか似合わないのが特徴です。

今後高明度さんが年齢を重ねてより低彩度化しモノトーンさんになることも可能性としては考えられるので、引き続き診断をしていく中で実際の情報を得られればと思っています。

ちなみに前記の1st冬さんはメイクがブルベ夏でして、その点を考えるとモノトーンさんでも最終的にはメイクが分かれるのは有り得るなと今回の件でより知識が深まりました。

(出典:武蔵野美術大学造形ファイル 様)

アドバイスブックの色は、リクエスト&この方のイメージで淡いピンクで作成致しましたよ^^*

【ネイル】
ネイルは今回ご希望により省略しております。(事前にご了承済)

【髪色】
髪色はダークブラウン・ゴールドイエロー・ミルクティ・アッシュ・ラベンダーアッシュ・ピンクブラウンの基本6~9トーンがお似合いでしたね。
アッシュ味が入れば似合う色が豊富なタイプで、髪色自体も明るめの傾向がありました。
ハイトーン(13トーン以上)も透明感が出やすいタイプです。
髪色に関しては「黒(地毛)」は野暮ったく見え、また顔色が落ちて見えるので苦手です。
暗くするとしても、少し染められていた方が顔色が良く垢抜け感が出るタイプでした。

【フルメイク】
この方は色白の黄味肌さんで、ファンデや下地としてはベージュやウォーム系、またナチュラルトーンの色などをご提案させて頂きました!ハイライトでツヤを足しましたね。
メイクは1st春を基準に、オレンジ系のカラーをご提案させて頂きました^^*
アイシャドウはSUQQUのオレンジブラウンで、色の組み合わせが目元をパッと明るくしてくれましたね✨ラメを上から重ねましたがツヤ感が綺麗でした!
アイライナーとマスカラは明るめのブラウン(新色)で、明るめが得意でしたね。
チークはイエベ春・秋さん両方向けのオレンジベージュがふんわりとお似合いでしたね。
リップもイエベ春・秋向けのティー系カラーがシックにお似合いでした!
コスメはお写真を撮って頂きましたし、是非楽しんで頂ければと思います!

【金銀】
この方は明るめのゴールドとピンクゴールドが得意なタイプでした^^*
金銀は黄みの反射が顔色良く得意で、シルバーは青みの反射が強くくすんで見えました。
質感はツヤが得意でしたので、アクセでもキラキラ感をお楽しみ頂ければと思います!

この方のキーワードはモノトーンさん前提で①低彩度・無彩色・高明度② W・Bk・ペールトーン・アイシーカラー ③クリアな色④コントラストです。
色を選ぶ際に、このキーワードを思い出して頂けると選びやすいかなと思います。

アフターフォローのご利用&嬉しいご感想まで有難うございました!
私も珍しいモノトーンさんの情報をたくさん得ることができて、また配色は色々できて楽しかったです!
今後も是非カラーを楽しんで頂けますと幸いです!
楽しい診断をありがとうございました^^*